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医療用語 略語 検査値

検査値

便性状 Stool Condition

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消化器の状態を知るために評価を行います。

通常の便は、黄褐色の有形、pH中性、臭気は強くありません。
便の色は、摂取する食物によりますが、緑褐色から黒褐色に変化します。

便に異常がみられる場合に疑われる疾患

形状

軟便~水様便(下痢便):腸管の水分吸収不良、嬬動運動八道

白色痢便(乳児):ロ夕ウイルスによる胃腸炎

米のとぎ汁様便:コレラ、重金属中毒症

兎糞状便:宿便、痙攣性便秘

硬く太い便:弛緩性便秘(重症の場合は、大腸無力症)

鉛筆様便:大腸の痙攣性収縮、直腸の狭窄

粘液便:潰瘍性大腸炎、過敵性大腸炎

粘血便:赤痢、腸炎ビブリオ感染、潰瘍性大腸炎、日本住血吸虫症

色調

潜血便:大腸炎、痔疾、大腸癌、赤痢

タール便:胃・十二指腸潰瘍、胃癌、食道静脈瘤破裂

黒色便(斑点状):鉄剤服用等

黄色便:下痢

緑色便:強い酸性便(小児)、抗生剤服用、緑黄色野菜の多量摂取

灰白色便:胆道閉塞、重症肝炎、慢性豚炎、バリウム検査後

混入物

血液:痔疾、大腸ポリープ、大腸がん、腸重積症

粘液:腸管の炎症、腫瘍

膿:大腸の潰瘍性疾患、細菌性赤痢、アメーバ赤痢

脂肪:脂肪の消化吸収障害(慢性膠炎、胆道閉塞)

固形物:胆石、膵石、食物残液(消化不良)

対応方法

色、硬さ、形状、におい、血液が混入していないかなどの使性状を確認します。

排便回数・量、食事と水分摂取の内容と摂取量を把握するようにします。

腹痛の部位・性質・程度、腹部膨満の有無など腹部の身体所見を観察し、食事と飲水の内容・量を把握するようにします。

脱水症状(皮膚の状態、□渇、発汗の有無と尿量)を起こしていないか、貧血の有無とその程度も確認するようにします。

感染の恐れがある場合は、便の取り扱い、消毒方法に注意します。

下痢の場合には保温につとめ、肛門部の清潔を保つようにします。

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