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医療用語 略語 検査値

検査値

網赤血球数 一般血液検査

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網赤血球数 一般血液検査

基準値:0.1~2.6%

貧血の原因や治療効果を知るための指標となります。

・高値の場合
溶血性貧血が疑われます。
巨赤芽球性貧血や鉄欠乏性貧血の治療開始後、大量出血後の回復時などでも高
値を示します。

・低値の場合
貧血があれば、赤血球造血が完遂して網赤血球が増えるのが、正常な生体の防御反応です。貧血があっても網赤血球が増えていなければ、赤血球造血に障
害があると考えられます。
鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血、白血病、骨髄異形成症候群、骨髄線維症が疑われます。

・対応方法
動悸、めまい、頭痛、息切れ、易疲労感がないか確認します。
出血、ヘモグロビン尿、黄疸の有無についても確認し、皮膚、粘膜の状態も観察します。
採血は、早朝の空腹時に行います。
採血の際、気泡を混入しないよう注意します。
安静を保つようにし、酸素の消費や赤血球の崩壊を抑えるようにします。
貧血の種類や症状に応じて、高鉄分、高ビタミン、高蛋白、高カロリーの食事を指導します。
貧血症状など苦痛を伴うことが多いため、保温など苦痛緩和を行います。
出血傾向がある場合は、打撲や転倒による出血の予防、処置時の止血を十分、速やかに行うようにします。
骨髄機能の低下がある場合は、赤血球の造血因子である鉄、ビタミンB12、葉酸などを含んだバランスのよい食事をとるよう指導します。
溶血性貧血など赤血球産生能の九進がある場合は、掻痒感が出やすいので、緩和につとめようにします。

・盲赤血球は絶対数で評価します。
網赤血球は、「網状赤血球」と呼ばれるのが一般的でしたが、現在では、内科学会、血液学会、ともに「網赤血球」と呼ぶように統一しています。
網赤血球は、貧血の程度にてって比率が異なることがあるので、絶対数で評価することが望ましく、「網赤血球指数」という指標が用いられます。

算出方法は、以下の計算式を用います。
盲赤血球指数=網赤血球数(%)×ヘマトクリット値÷45

盲赤血球指数が3以上であれば溶血性貧血、2以下であれば赤血球の産生低下による貧血と判断されます。

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