医療用語、看護用語、略語、検査値、評価等を掲載しています。

医療用語 略語 検査値

医療用語

癌性リンパ管症

投稿日:

癌性リンパ管症

肺内のリンパ管に腫瘍細胞が浸潤した病態で、癌の肺転移の1つの形態です。
肺転移の約半数は癌性リンパ管症であるといわれています。
特に乳癌、肺癌で多く、その他、胃癌、膵癌、前立腺癌や甲状腺癌でもみられます。
組織型としては腺癌が最も多いです。
癌性リンパ管症の成立機序は依然として完全に解明はされていませんが、2つの機序が考えられています。
1つは、血行性転移により肺の小動脈や細動脈へ播種し、そこから近傍のリンパ管へと浸潤、この経路からさらに肺の中枢側と末梢側へと浸潤していく経路です。
癌性リンパ管症では、静脈内に腫瘍細胞による塞栓が同時に存在し、逆にリンパ管には腫瘍細胞がみられないことが多いことからも裏付けられます。
2つ目の機序は、リンパ管にまず腫瘍が浸潤して、そこから逆行性に浸潤していく機序です。通常の経路だと、まず縦隔リンパ節に浸潤し、そこから肺門リンパ節、気管支肺リンパ節、胸膜・肝内リンパ節の順に浸潤していくことになります。

-医療用語

Copyright© 医療用語 略語 検査値 , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.