医療用語、看護用語、略語、検査値、評価等を掲載しています。

医療用語 略語 検査値

医療用語

癌性心嚢水(癌性心膜炎)

投稿日:

癌性心嚢水(癌性心膜炎)
癌性心嚢水は、癌細胞が心膜への直接浸潤、転移により発症します。
心嚢液の貯留により心膜腔内圧が上昇し、心腔の拡張障害をきたし、右房への血流還流障害をきたすと、心拍出量、血圧の低下する病態が心タンポナーゼです。
無症候性の癌性心膜炎は、胸部CTでの心嚢液貯留により発見されます。
心超音波ではエコーフリースペースを認め、心タンポナーゼの際は、右房および右室の虚脱や心臓の振り子様運動が認められます。
確定診断のためには、心嚢穿刺を行いますが、細胞診の感度は50~60%と高くありません。
心嚢液が軽度の場合には、化学療法を優先する場合が多いですが、心タンポナーゼはoncologic emergencyに分類され、心嚢ドレナージを行うことが勧められます。
心嚢ドレナージの重篤な合併症は約1%と報告されています。

-医療用語

Copyright© 医療用語 略語 検査値 , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.