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脳炎 意識障害

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脳炎 意識障害

脳炎は、脳実質の炎症を主体として、一般の炎症症状とともに意識障害、けいれん、脳局在症状を主徴とします。多くの症例で髄膜炎を合併し、髄膜刺激徴候、髄液の細胞増加を認めます。病原体としてウイルス、細菌、原虫、寄生虫などが挙げられますが、ウイルスによる急性脳炎の頻度が高いです。
ウイルスの中枢神経への感染経路として血行性と神経行性があります。
ウイルス性脳炎としては、単純ヘルペスウイルス
、サイトメガロウイルス、日本脳炎ウイルスによるものが重要で単純ヘルペス脳炎は高齢者で三叉神経節への潜伏感染から、免疫能の低下とともにウイルスが再活性化し脳炎を発症する説が有力です。症状として発熱、髄膜刺激徴候、せん妄を含む意識障害、けいれん、行動異常、嗅覚異常、幻視、記憶障害がみられます。
致死率は約30%前後といわれています。特に昏睡けいれん重積状態、脳圧充進を認める症例での予後は不良です。
日本脳炎は、コガタアカイエカを媒介に日本脳炎ウイルスが感染し発症するものです。わが国では成人、高齢者の発症も少なくありません。症状としては、発熱、倦怠感、頭痛に続いて意識障害、けいれんが出現し髄膜刺激徴候も認めます。
致死率は約30%と高値です。

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