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悪性症候群の臨床症状

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悪性症候群の臨床症状

悪性症候群は、38度以上の高熱、錐体外路症状(筋強剛・振戦・流誕・嚥下障害など)、自律神経症状(発汗・頻脈・頻呼吸・血圧変動など)、意識障害などの症状がみられるものであり、主に抗精神病薬投与中に起こる重篤な副作用です。

悪性症候群の80%が抗精神病薬開始後2週間以内に起こるとされていますが、Caroffらによれば原因薬剤の開始、増量、減量、中止後の24時間以内に16%、1週間以内に66%、30日以内に96%が発症すると報告されている。

非定型薬を含む抗精神病薬が原因となることが多いですが、三環系抗うつ薬や胃腸薬などでも認められます。
パーキンソン病治療薬である抗コリン薬の急激な減量や中止によっても誘発されます。
単独の薬剤が原因となるだけでなく、非定型抗精神病薬と選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の併用などの薬物相互作用が発症に関与することがあります。

危険因子には脱水、低栄養急速な電解質是正、筋肉内注射の使用、身体拘束、気分障害もしくは脳の器質性疾患の存在などがあります。

発症機序については未だ十分に解明されていません。

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