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横紋筋融解症の臨床症状と検査所見

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横紋筋融解症の臨床症状と検査所見

臨床症状としては筋障害による筋肉痛、脱力、把握痛、ミオグロビン尿がみられます。

検査所見はCPK、LDH、AST、ALTの上昇が認められます。

広範な骨格筋(横紋筋)の壊死が起こると、筋細胞内の成分であるミオグロビンが大量に血液中に放出され腎障害を引き起こします。ミオグロビンは他の臓器にも影響し、播種性血管内凝固(DIC)や多臓器不全などの重篤な全身症状をきたす可能性があります。こうして全身性の症状を生じる。こうして全身性の症状を生じるまでに至ったものを横紋筋融解症とよびます。

ミオグロビン尿、ミオグロビン血症を免疫抗体法で検出することは可能であるが迅速診断は難しいです。
画像所見では、CTで骨格筋が浮腫により低所見は非特異的であり診断的価値は低いです。

横紋筋融解症の原因として、挫滅症候群などの外傷、感染症筋疾患、熱中症などが知られています。

薬剤性の原因としては、HMG-CoA還元酵素阻害薬、いわゆるスタチン系薬剤や抗精神病薬などが重要です。

悪性症候群と同様に、抗精神病薬と他剤の併用による横紋筋融解症の発症例が報告されており、医療者は薬物相互作用に留意する必要があります。

精神科領域では、悪性症候群、セロトニン症候群、水中毒昏迷状態等の病態において発症することがあります。

発症機序は外傷性のものは筋組織の圧迫による虚血あるいは圧迫そのもので生じた壊死と、その後の再灌流による細胞内成分の血液中への放出ですが薬剤性や合併症としての横紋筋融解症の病態生理は解明されていなません。

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