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フレンツェル眼鏡(Frenzel眼鏡)

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フレンツェル眼鏡(Frenzel眼鏡)

フレンツェル眼鏡(Frenzel眼鏡)とはレンズに焦点距離が5cmほど(15~20ジオプトリー)の凸レンズを使用した眼鏡です。
これを被験者に装用してもらい、眼球運動を観察します。

前庭系の異常による病的眼振は固視により抑制されるので、被験者が非注視のもとで病的眼振の有無を調べる必要があります。
フレンツェル眼鏡の焦点距離は5cmほどであるので、フレンツェル眼鏡を装用した被験者は外界を注視することができず、非注視となります。
さらに、被験者の眼球はフレンツェル眼鏡の焦点距離の2倍より内側に位置するので、検者にとっては被験者の眼球が拡大されてみえ、微細な眼球運動の観察が容易になります。
被験者は眼前10cm(焦点距離の2倍)ほどにあるものは固視できるので、検者が被験者に近づきすぎると検者を固視でき、非注視ではなくなります。
検者は被験者から50cmほど離れて眼球運動を観察する必要があります。
フレンツェル眼鏡を装用した被験者は外界を固視することはできませんが、ぼんやりとはみえるので、非注視が完全ではなく、病的眼振の出現率は暗所開眼時より低いです。
眼振観察用の機器のなかでフレンツェル眼鏡は最も可搬性に優れています。

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