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ディシュンヌ型筋ジストロフィー 関節可動域訓練

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ディシュンヌ型筋ジストロフィー  関節可動域訓練

下肢の関節可動域制限は、下腿三頭筋、大腿筋膜張筋、膝関節屈曲筋群、膝関節の関節包・靱帯の拘縮が早期から始まります。
関節拘縮自体は必発で防止できないものであり、また低下した下肢筋力を用いて尖足位で歩行するためには、下肢関節拘縮がかえって有利に働く面もあります。
関節可動域訓練の目的は、①
四肢および全身の循環機能改善、②将来の車いす座位姿勢や臥位姿勢を良肢位に誘導する、③子ども本人に自らの身体をケアされることに慣れてもらう教育効果などです。

まず家族が行う徒手療法として、診断がなされた時から足・膝・股関節の可動域訓練を行うよう指導します。
足関節背屈訓練では、足関節の背屈可動域が膝関節屈曲と関係があることを示し膝関節伸展位で行います。患者の筋をリラックスさせた状態で施術する手を踵に当て、患者の足底と術者の前腕を広い面積で接します。前腕の内側で足を頭のほうにそらせるとき、術者は自らの重心を移動して体を使って荷重します。また、足の内反を矯正するため患足の小指側を少し強く反らせます。
施術するのと反対側の手は患者の腓腹に当てて筋肉の張り具合を確認きます。

痛みを起こすようなストレッチは筋・腱の損傷を起こすため有害です。
そのため在宅トレーニングが毎日必要であることは指導するが、関節変形防止という結果を得るために患者に苦痛を強いる必要はないと説明します。
歩行喪失期においても、肘関節屈曲など上肢の拘縮や股・膝・足など下肢の拘縮がさらに進みやすく、可動域訓練を引き続き行うことが重要です。

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