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唾液腺症(sialadenosis、sialosis)

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唾液腺症(sialadenosis、sialosis)

唾液腺症は非炎症性、非腫瘍性に両側の唾液腺腫脹をきたす疾患群の総称ですが、多くは無痛性で、再発性のものと持続性のものがみられます。

ほとんどの例で基礎疾患を有し、これまで糖尿病、末端肥大症、尿崩症、甲状腺機能異常、性ホルモン機能異常、アルコール中毒、降圧薬や向精神薬の連用、栄養失調などに関連する唾液腺症の報告がみられます。

若年者では摂食障害すなわち神経性食欲不振症(拒食症)、過食症に伴う症例が大半を占めます。

小児というよりはむしろ思春期以降の女性に多くみられ、両側耳下腺腫脹の例と、両側顎下腺腫脹あるいはその両者を示す例とがあります。

半数以上の例で高アミラーゼ血症を示し、女性であれば生理不順や無月経を示します。

組織学的には耳下腺腺房細胞の腫大、淡明化が特徴です。

治療は基礎疾患のコントロールが優先されます。

拒食症の例ではピロカルピンの内服が有効とする報告もみられます。
また、シェーグレン症候群適応薬であるムスカリン作働薬が有効であった症例もあります。

近年のダイエットブームや精神的ストレスから摂食障害を認めた場合、本疾患を認識しておく必要があります。

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