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重症患者に対する早期リハビリテーションの意義

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重症患者に対する早期リハビリテーションの意義

急性期医療の進歩を背景に、救命された高齢および重症患者が増加しており、そのほとんどが重度かつ長期間にわたって骨格筋筋力低下などの運動機能障害や日常生活活動の制限に悩まされています。

なかでもICU入室中に人工呼吸管理ドにあった患者は、日常的に深い鎮静とベッド上安静臥床を強いられており、不必要な安静や長期臥床によって、起立耐性能低下、バランス・筋量・筋力・骨密度の低下、関節拘縮 インスリン感受性低下、呼吸器合併症、深部静脈血栓症、尿路感染症、睡眠および精神障害などの弊害(廃用症候群)が起きてしまいます。

とくに筋力低下や疲労、運動耐容能低下によって特徴付けられる運動機能障害は、患者の身体機能や生活の質、職場復帰の能否と密接に関連しています。

最近では、ICU-acquired weakness(ICUAW)と総称されています。
重症患者に生じる全身的な筋力低下の存在も明らかにされています。ICUAWは、回復後の機能障害に影響するなど、長期予後にも影響する大きな問題として認識されています。

以上の様な重症患者の長期的機能障害の残存とその遷延化が明らかとなり、安静臥床が長期化する患者を予測し、早期からのリハビリテーション介入によって上記の弊害を予防あるいは最小限にとどめることが重要となります。

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