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正中頸嚢胞の治療

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正中頸嚢胞の治療

頸部正中発生の腫瘤との鑑別が困難なこと、再発率が高いことから、治療は専門施設で行うべき疾患と考えられています。

治療の基本は嚢胞、甲状舌管の外科的切除です。

再発率が高いことが知られており、舌骨正中部を合併切除し、その奥の舌筋内の細かい甲状舌管分枝まで切除するSistrunk法を行う必要があり、それでも10%程度に再発を認めます。

正中頸嚢胞に感染をおこした場合は、まず感染のコントロールを行う必要があります。

膿瘍が自潰することも多いですが、切開排膿を必要とすることもあります。

感染炎症が鎮静化した後に根治術を予定しますが、手術は周囲の癒着搬痕のために若干むずかしくなります。

感染のない状態で診断された場合には、感染をおこしてしまう前に手術をすることが望ましく、緊急性は低いものの長期待機することのメリットはありません。

最近、OK-432による硬化療法で奏功率87%とする報告も出ていますが、再発を含めた長期経過に関する報告はなく、わが国で一般的に広く行われてはいません。

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