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斜頸の治療

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斜頸の治療

斜頸の病態は胸鎖乳突筋の損傷に対する反応性の治癒過程ですので、自然治癒は90%に見込めると言われています。

生後3週目頃に腫瘤はもっとも大きくなりその後は徐々に縮小し、6カ月ほどで触れなくなることが多いです。

このために以前行われていた、マッサージ徒手矯正は行うべきでないとされ、日本では本手技は禁忌とされています。

しかし欧米のテキストにおいては、むしろ本手技を勧めています。

胸鎖乳突筋に腫瘤があれば、授乳時あるいは臥位では斜頸枕、砂嚢などにより頭部を矯正位に保つように保護者を指導するだけにして、経過を観察するようにします。

自然治癒が見込めなくなる時期は生後1年6カ月と考えられています。
このために1年6カ月以上を経過しても、なお胸鎖乳突筋の短縮とともに硬く拘縮した索状物に触れるときは、将来の顔面非対称、頭蓋の変形予防の点より観血的治療を考慮するようにします。

手術法は、腱様に短縮している胸鎖乳突筋の胸骨・鎖骨付着部での切離あるいは部分切除です。

再発の可能性もあり、術後管理に注意を要します。

術後は放置、カラー固定、装具固定まで、各施設により対応が様々です。頸部の痛みが取れ定頸が可能になってからカラー装着にて起立させ、可動域訓練を行う施設もあります。

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