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側頸痩(嚢胞)の病因

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側頸痩(嚢胞)の病因

側頸痩(嚢胞)は胎生期鰓性組織の発生異常に起因しますが、鰓性組織遺残の痩孔、嚢胞は顔面から頸部にわたり広く発生するので、ここでは発生部位に基づく側頸痩(嚢胞)〔lateral cervical fistula(cyst)〕で記載します。

胎生5週までに四対の鰓裂と鰓弓が出現し、第一鰓裂から外耳道が形成され、他の鰓裂は閉鎖消失しますが、鰓裂が消失せず遺残することにより鰓原性痩孔(嚢胞)は生じます。

痩孔開口部や痩孔の走行から、どの鰓裂由来かを推定することができ、一番頻度が高いのが第二鰓裂由来の側頸痩であり、胸鎖乳突筋前縁の頸部下1/3付近に開口部をもち総頸動脈、内頸静脈に沿って上行し、内外頸動脈の間を通って口蓋扁桃窩に向かいます。

次に頻度が高いのは第一鰓裂由来のもので、耳介下部、下顎部付近に開口部をもち、外耳道に向かう痩孔となります。

皮膚から咽頭、外耳道まで繋がっている完全型と途中で中断している不完全型があり、途中が粘液貯留などで拡張している場合は側頸嚢胞となります。

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