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慢性膵炎と栄養

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慢性膵炎と栄養

過度の飲酒は慢性膵炎の主要な原因の1つです。

飲酒は慢性膵炎に続発する低栄養の増悪因子として働きます。

アルコール依存者では種々の栄養素の摂取不足を高頻度に呈し、飲酒が関与しない膵炎より低栄養、骨粗鬆症を合併しやすく、ALDの並存、アルコール依存の持つ社会的問題も相まって治療に難渋することが多くなります。

そのため、アルコール性慢性膵炎患者に対しては、栄養アセスメントが必須となります。

栄養状態の評価法には、皮下脂肪厚、上腕筋囲を含めた身体計測、SGAなどの質問票、生体電気インピーダンス分析法を用いた身体組成評価に加え、ビタミンB12やHbAlcなどの血液検査、ビタミンDやDual-energy X・ray absorptiometry(DXA)による骨病変の評価、便の性状評価を行います。

その上で、禁酒、必要に応じて、十分量の消化酵素剤、高力価パンクレアチン製剤、制酸剤、各種ビタミン、インスリンを投与し、骨軟化・骨粗鬆症対策をすると良いと言われています。

食事は脂質制限にして、血糖の上昇に注意して十分量のエネルギーを確保します。

静脈・経腸栄養は急性増悪期に行われます。

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