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骨粗鬆症の特徴や徴候について

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骨粗鬆症の特徴や徴候について

 骨粗鬆症は骨形成と骨吸収のバランスが崩れたために起こる骨量減少を特徴とする骨疾患です。骨粗鬆症では、骨密度が減少した状態でミネラリゼーションは通常通り進行するため、骨格はもろくなり、骨折のリスクが高まります。これに対し骨軟化症の場合は、骨組織のミネラル含有量が減少するため、骨が“軟化”する。WHOは骨粗鬆症を、BMDが青少年成人平均値より2.5標準偏差(SD)以上低いものと定義している。同様にBMDがこの平均値より1から2.5SD低い例は骨量減少としています。BMDの正常値は年齢と性別を補正因子として含む計算表に基づいて算出されます。

 骨粗鬆症は女性に多いという印象がある。確かに女性の3人に1人は80歳までに大腿骨頸部骨折を経験、同条件で男性が大腿骨頸部骨折を経験する割合は6人に1人です。実際、股関節、手関節、あるいは脊椎骨折の生涯リスクは白人女性では約40%であるが、白人男性のそれは13%です。男性の場合、大腿骨頸部骨折の生涯リスクは前立腺癌のそれよりも高くなっています。75歳以上では半数の人が骨粗鬆症をなり、その割合は男女で差がありません。

 骨粗鬆症の徴候は、大部分が手関節や脛骨、上腕骨、股関節、あるいは脊椎の骨折といった事例があるまで症状がありません。骨折はとるに足らない運動で起こることが多く、骨折が脊椎で起こる場合は、下位胸椎または腰椎に起こりやすくなります。典型的な圧迫骨折の場合、初期の痛みは46週で解消します。圧迫骨折が重なると姿勢が変化するようになりますが、例としては脊椎彎曲や慢性的な胸痛あるいは腰痛、項部筋肉痛そして腹部突出を伴う“老人性円背(dowager’s hump)”と呼ばれる激しい頸部の前彎や胃腸の不快感が挙げられます。重症例では、肺の機能不全や肺炎の原因となる胸郭の運動制限が起こります。痛みが一方の下肢に向かって放射状に広がることは稀で、多くの場合、患者は次の骨折が起こるまで痛みに悩まされません。

*参考 リハビリテーションシークレット(メディカル・サイエンス・インターナショナル)

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