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細菌尿は必ず治療しなければならないか?

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細菌尿は必ず治療しなければならないか?

一般に無症候性であれば細菌尿を治療する必要はありません。留置カテーテルを使っている患者では、カテーテル設置から2週以内にコロニー形成がしばしば起こるが、これ単独の場合には抗生物質治療の適応ではありません。UTI(尿路感染症)は臨床的に診断されます。膿尿、発熱、あるいは膀胱刺激症状、たとえば頻尿、切迫尿、または排尿困難などの症状を示す患者には、適当な一連の抗生物質を処方するべきです。臨床的な判断が必要であり、そして免疫不全状態といった病気の患者の場合には、治療の閾値はより低くなります。急性の“単純性”UTIと“複雑性”UTIとでは、その治療の目的を区別しなければなりません。一般に単純性UTIはEscherichia coliや、その程度は低いがStaphylococcus saprophyticus, Proteus mirabilisそしてKlebsiella pneumoniaeを原因としています。これら感染症は一般に短期間の抗生物質治療に反応します。入院患者のリハビリテーションにみられるUTIは、合併する病気や解剖学的異常(たとえば過敏膀胱)、器具の利用、抗生物質の使用あるいは耐性菌の存在等があることから、“複雑性”分類されるものが大部分です。感染菌はさまざまであり、例としてはStaphylococcus,Pseudomonas aeruginosa,Enterobacter species,Citrobacter species,Proteus mirabilis,腸球菌やB群レンサ球菌をあげることができます。したがって、この場合には菌培養に合わせて感受性試験も行い、抗生物質を選択しなければなりません。治療は7日以上必要と思われます。フォーリーカテーテルは抗生物質治療24時間後に交換しなければなりません。一般的に臨床的な適応がない限り、治療後のサーベイランス培養は必要ありません。

*参考 リハビリテーションシークレット(メディカル・サイエンス・インターナショナル)

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