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心胸郭比

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心胸郭比とは?

レントゲンを撮影したら色々な部分を確認するのですが、その中のひとつに心胸郭比(しんきょうかくひ)と呼ばれているものがあります。心胸郭比というのはCTRとも表記されることがあるのですが、心臓と胸郭の大きさの比率のことを指しています。

簡単に言ってしまえば胸郭と呼ばれている心臓を守っている部分の横幅などの大きさと心臓の大きさを比較して、その比率がどのようになっているのかと言うところから心臓に異常が起きていないかを確認することが出来る指標となってるのです。また心胸郭比は心臓の病気の確認だけではなく、透析患者の水分貯留状態の指標としても利用されています。さらに胸郭は心臓以外にも肺も内部に含まれているため、肺に何らかの異常が出ていると言う場合の指標としても確認することが出来るようになっています。

心胸郭比の計算方法

心胸郭比の計算方法としては、まず胸部のレントゲンを撮影する時に正中線から右と左部分にある心陰影の最も広いところをそれぞれ右をA、左をBとします。そして肺野の最も幅広いところをCとするとして、計算式はそれぞれの部分を当てはめて(A+B)÷C×100で計算することができます。そして計算して出てきた数字は正常値や基準値に当てはめてどのくらい逸脱しているのかと言うところをチェックするようになっていて、あまりに激しく正常値や基準値と異なっていると言う場合は何らかの異常が出ている可能性があるというわけです。

心胸郭比の正常値と基準値

では、正常値や基準値はどのようになっているのかと言うところなのですが、これは男女によってそれぞれ違っています。基準値は男性で50パーセント以下・女性で55パーセント以下とされていて、この数値が正常値としても利用されています。そのためもしもこれらの数値よりも高くなっているという場合は溢水状態や肺水腫の状態という、肺や心臓に水が蓄積してしまっている状態になっていると判断することができるのです。ただし数値については個人差があるので、必ず基準値を外れていたら異常だと判断されるわけではないようです。

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