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看護アドボカシー

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看護アドボカシーとは

アドボカシーという意味は「代弁する」「擁護する」「代わりに人権を守ること」という捉え方をします。病気で弱った患者がいる病院においては、言葉を代弁する必要がありますので、本来全ての医療従事者がこの概念を理解する必要があるものです。 看護に焦点を合わせてみましょう。看護アドボカシーとは「弁護する」「支援する」という意味です。1970年代から米国で発展しました。看護アドボカシーにおいて、ナースの役割は「患者の擁護者」という立場にあります。すなわち、患者の自立を支援するものとして実践能力と環境整備が求められているということです。

具体例をあげると、患者は病気になるとマイナス思考になりがちです。それは自分の人権をも考えられなくなるところまで発展しています。しかし看護アドボカシーの立場に立つナースは、それを擁護するために心のケアを行います。時には過ごしやすく、プラス思考になるような環境整備まで行います。これが看護アドボカシーです。

環境整備というのは物質的なものだけではありません。患者にとって1番大きな環境要因は、入院時最も近い存在である「ナースとの関わり」です。ナースとは毎日顔を合わせ、ケアを受けるわけですから当然その影響は大きなものです。ですので上から目線でしたり、粗雑に扱うナースと、患者の気持ちを汲み取ってくれる心のこもったナースのケアとでは患者との信頼関係はもちろん、その場の居心地の良さが大きく違います。すなわち、看護アドボカシーとは患者のより安心、安楽にするための環境づくりを原点としたナースに向けての患者の人間としての尊厳を守るためにどうすればよいのかを捉えた理念でもあるので非常に重要なものです。 病院によっては看護アドボカシーの実践能力と環境整備を大きく展開し、患者アドボカシー室というものを設置し患者やその家族からの意見を聞いたり、病院の満足度調査を行ったりして院内環境の改善に努めています。

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